蜘蛛×少女×暴れ好き
基本的な職務は盗み。
それ以外では時々気分で大暴れしちゃったりする。気に入らなかった奴がいたら即殺しちゃったらいい。
めったに仕事なんか入らなくてほとんど自由行動で。うん、めちゃくちゃ楽。強かったら誰でもはいれちゃう。
幻影旅団って、そんなとこ。
顔なじみがいっぱいいいるせいか、やってて飽きない職業だ。流星街出身な私は、ちっさい頃からみんならと一緒だった。
でも、クロロ・・・団長が蜘蛛を作るって言った時、私はそれに加わらなかった。
なんでか?ちょっとやりたいことがあっただけ。ハンター試験ね。
でも、案外簡単だったから、めちゃくちゃ面白くなかった・・・
んで、帰ってきたら人数制限があるやらないやら言われてさ・・・
でやっと、欠員がでて入れたんだ!
大暴れv
その言葉が何よりも大好きな私はもう興奮しすぎています。
あっ、でも入る前から暴れまくってました・・・マフィア二つぐらい壊滅させちゃったし。楽しかった〜
きっかけは私が好きだった可愛い喫茶店で、銃ぶっ放しまくったから!!
静かにミルクティーでなごやかに本なんか読んでたのに、邪魔されてムカついたんだ。
でも、破壊欲は満たされちゃったからもう許してあげたよ、みんな死んでから。
雑談はこのくらいにして、さっさと本題に行っちゃおう。
「今回はどんくらい暴れちゃっていいの?」
「おい、。仕事優先ってこと忘れちゃだめだからね?」
マチがいつものように釘を刺す。私にとってマチはお姉さんみたいな存在。
いつも、小言ばっかり言われるけど、大好き。
あの頃より数段美人になっちゃってて、最初びっくりした。
「分かってるって、マチ!でもクロロ〜仕事ちゃんとやったら、いくら殺ったっていいんだよね?」
「もちろんだ。好きなようにやればいい」
クロロも物分りがよくて大好き。
クロロが団長だから蜘蛛が生きていると過言でもないだろな。
てゆうか、昔よりもサッパリしてきたな、性格。
そんな、まだ若いに落ち着きすぎだって・・・
「うおっしゃぁ!!!最近体なまってっから、錆おとさねぇとな〜!?」
「イエーイ、ウヴォー!!いっぱい暴れちゃぉ〜!」
「なぁ?!どれだけやれるか競争でもするか!?」
「いいね〜?負けたほうはなんかおごるって事で!」
ウヴォーとはめちゃくちゃ気が合う。暴れ仲間。
ちなみに私の今の目標はウヴォーに勝つこと。(腕相撲で)
「良い話してんじゃねぇか〜?俺もまぜろや」
も一人の同類。ノブナガ。
私がちっさいとき、ノブナガにいっぱい剣術を教えてもらった。私の師匠だ。
今は念能力さえあれば、いくらでも大丈夫だけど、あったらあったで剣術は楽しい。
「でも、まだ誰行くか決まてないね」
「あっそうだ・・・」
フェイタン。あの頃のままだ(身長含め)こんなこと言ったら100%殺されちゃうわ。
一番冗談がきかない相手。でもなぜか私とは馬が合う。
「で、誰が行くの?入れないと本拠地で暴れそうだよ?」
「ナイスフォローシズクvv」
「どういたしまして」
初めて会ったのは一ヶ月前。歳もおなじくらいですぐ仲良くなった。
個人的にシズクの念でできてるデメちゃんのファンだ。
「を入れるには必須だね。念能力から言って、一番頼りになると思うよ?」
旅団の知恵袋シャルナーク。
シャルは全然変わってないなぁ。未だにババ抜き弱いしねぇ?
私にとってとても気のいいお兄さんだ。
「そうだな・・・それじゃあ今回は四人だ。、パク、ボノレノフ・・・あと一人はお前たちに任す」
パクとボノレノフさん(年齢不詳)かぁ〜。
パクは親がいなかった私にとって母的存在。
選ばれたのは、私が暴れすぎるのを止めるためなんだろうね。
あのころとは結構別人でグラマーなお姉さんになっててびっくりした
ボノレノフさん。本当に謎です。分かってるのはずばぬけて強いってことだけ。
腹割って話してみたい人第一位。
「あと一人どうするの??」
あぁ〜コルトピちゃん♪
私の変な・・・いや可愛いもの好き本能がうずき出す!!!
「じゃあ〜コル一緒に行こうよぉ〜」
「おい!!俺を裏切るきか?」
「いいじゃん。ウヴォー?賭けはまた今度ね?」
「取りあえず行きてぇ奴、もとい暴れに行きてぇ奴、挙手」
とノブナガの言葉に反応したのは、
ウヴォー、ノブナガ本人、フェイタン、っとお〜
「俺も行きてぇなあ〜、体鈍っちまってさ」
と、ジャージ姿のオールバックなあんちゃん。
私専属の(笑)整体師 フィンクスの兄貴。
この人の手にかかれば肩こり腰痛なんか一瞬で治っちゃう。
殺しテクもキレイだし。まっ、私はいつもサッパリ殺すってゆうのは出来ないんだけどさ?
「おい、シズクは行かね〜のか?」
シズクの頭にポンとフライパンでも握りつぶせそうな手を置いた。
フランクリン。今はシズクの保護者的存在。
ちっちゃかったとき、よくフランクリンの頭に上った。
あの頃一番一緒に遊んでくれたのがこの人だ。
よくもまぁ、こんな私のわがままを聞いたりしてくれたなぁ・・・
「行きたいけど、決めるのめんどくさそうだからいいや」
「・・・・まぁ、そういうと思ったよシズクは。じゃあ、どうする〜?どうやって決めるの?」
「ババ抜きはどうかな?」
ゾクゾクゾクッ!!
後ろからなんとも言いようがないオーラがあるとおもったら、こいつ・・・
奇術師 嘘つき野郎 ナンパ男 ヒソカ。
怖い、強いからってわけじゃなくて雰囲気が怖い。
「ヒソカも手上げてたの?」
「が行くんだったらボクも行くよ☆」
そして私は狙われている。団長狙ってるんじゃなかったの?
好戦的な私でもヒソカとやるのはちょっと嫌。
「参加すんのはいいけどよ、トランプはお前の専売特許だろ?」
「・・・・・だから何?」
「イカサマすんのがオチじゃね〜か・・・・」
ナイスツッコミ☆ノブナガ!
「そうだよね〜?んじゃ、ジャンケンは?」
「、それはガキの遊びね・・・」
「うるさいなぁ!!ほら、さっさとやるの!!」
そして、ウヴォーのおっきい声と共にジャンケン大会は始まった。
「さいっしょはグー!!ジャンケン ホイッ!!!」
あらららら〜
「フィンクス、フェイタン残念でしたぁ〜」
思いっきり不服そうな顔しながら、二人は抜けた。この二人はこういうの苦手だからなぁ〜?
うさばらしに、二人はどっか遊びに行っちゃいそうだな。もちろん、個人的になんか盗みに。
「じゃあ、続けて!」
「おっし!さいっしょはグー!!ジャンケン ホイッ!!!」
「・・・・ヒソカ、ウヴォーの勝ち。ノブナガ選手残念」
「ジャンケンは自信あったのによぉ〜」
あぁ、個人的にウヴォーに勝って欲しい・・・なんで、ヒソカが残ってるの・・・?
嫌な予感がした私。
「負けた〜!!!!!」
「やったぁ☆ボクの勝ちだね?」
「ウヴォーのバカもの〜」
「クスッ。じゃあ、早速行こうか?」
肩に悪寒が走った。
「何ヒソカ?この手は何?」
「「「「こら!!ヒソカその手を離せ!!!」」」」
どこからともなく、いやほぼ全員からの言葉。
「はなしな!ヒソカ!!」
「マチ☆ボクにやいてるのかい?」
「逆だよ!」
マチ姉さんvvv
「パク。をちゃんと守ってあげてね?」
シズク〜vv(ウルウル)
「目を離すなよ?」
クロロまで?!
「了解」
「大丈夫だよ!今度変なことされたら、殺すし!」
「まぁ、ならダイジョブそね・・・」
「怖いなぁ☆まぁ、そういうトコロも好きだけどね?」
「仕事中はそういうセクハラ発言やめようね?」
「発言じゃなかったらいいのかい?」
「それがセクハラなんだよ!!」
これが旅団の日常です。普通でしょ?
まぁ、当分先まで、生きることに飽きたりしないだろうね。
「じゃあ、暴れに行ってきまぁす〜!」
好きなことして
仲間もいちゃったりなんかして
私は毎日楽しんでます。
ただいま盗賊稼業驀進中!
END